なにが真実で

なにが虚か・・・

なにを信じればいいのだろう

誰を信じればいいのだろう

ねえ・・・寂しいよ

お願い 私をひとりにしないで

怖いよ


そう心の中で叫んだら

水鏡がこたえてくれた


私におまえの心を映してごらん

目にみえる

すべては真実

すべては虚

だから心の目をひらいてみてごらん

ただひとつ

心の奥にある



だけがおまえを導いてくれるから


それがみえるかい?


すべてを愛にゆだねなさい

怖いかい?


みんな目の前にある山が真実で

水の中に映っている山は虚だというだろう



山を求めて水に飛びこんでみてごらん

そこには水に浮いている

おまえがいるだけ

怖れでもがけば

おぼれてしまう

身をまかせて

愛の流れに身をまかせていれば

つくべき岸辺にたどりつく


そしておまえは気づくだろう


わたしは山

わたしは水

わたしはすべての命

すべての命はわたし

わたしは愛


もうひとりじゃない

もう怖くない

わたし自身が

愛 

そのものだから・・・

ありがとう・・・